ZerOx4Cの日記だったもの

インポートだけしました

Windows7のコンタクトとThunderbirdのアドレス帳を同期できる!Windows Contacts Loader

Windows7になって(Vistaはどうか知らないけど)コンタクトフォルダというのが作られたようで、要はアドレス帳なんです。
1人1ファイルになっていて、アドレスや電話番号はもちろん、画像を設定したり、誕生日とかも記録しておけます。


地味に便利だなぁと思ったのですが、使わないと意味がありません。そこでThunderbirdに読み込もうと思ったのですが、コンタクトのファイル形式が.contactsなので、そのままではThunderbirdが対応していないのです。
まぁエクスプローラでコンタクトフォルダを開くとエクスポートボタンが付いてて感心したりするんですけど、コンタクトに追加する度にエクスポートして読み込みとか二度手間もいいとこじゃないか・・・。


そういうわけで探してみると案外あっさり見つかるもので・・・。
Windows Contacts Loader :: Thunderbird向けアドオン
この記事を書いてる時点では「このアドオンは Mozilla のレビューを受けていません。」とありますが、まぁインストールしてみました。


設定したフォルダからコンタクトファイルをすべて読み込んで、指定したアドレス帳に保存してくれます。
設定項目は英語ですが、簡単な単語ですし、全然設定することも無いので、正直必要ないかもしれませんが一応解説。

contacts directory
Windows側の読み込み元のフォルダを指定します。
name of address book
Thunderbird側の読み込み先のアドレス帳の名前を指定します。
execute on load
チェックすると、Thunderbird起動時に自動で読み込みを行ないます。
clear address book on start
チェックすると、Thunderbird起動時に読み込み先のアドレス帳をクリアします。「execute on load」がチェックされていないときは有効にならないようです。


「clear address book on start」の意味ですが、「execute on load」が指定されているという前提で、
例えばWindowsのコンタクトフォルダにAさんとBさんが登録されていたとして、Thunderbirdを起動すると自動的にアドレス帳にAさんとBさんが読み込まれます。
ここで一旦Thunderbirdを終了して、コンタクトフォルダのBさんを削除し、もう一度Thunderbirdを起動します。


ここで「clear address book on start」にチェックされていない場合は、あくまで自動読み込みなので、BさんはThunderbirdのアドレス帳に登録されたままです。
一方、同オプションにチェックしていた場合は、自動読み込みの前に対象のアドレス帳をクリアするので、Aさんだけが読み込まれてコンタクトフォルダの内容と完全に一致します。


完全同期させるなら全部チェックしとけば良いってことですね。
こちらではそういう感じで設定してます。